3Dプリンターの仕組を読んでご理解頂けたことと思いますが、
プリンタヘッドがテーブル全面を移動して、0.04mmづつ積層いて造形いたしますので、造形面積より造形高さが造形時間に影響を与えます。
そこで造形コストを下げるには以下にご注意下さい。
(1)単品より複数個造形する。
@必要な部品は1回にまとめて造形する。
A試作の案が数種類ある場合は1度にまとめる。
Bテーブルの大きさが限られています。その範囲に入るものは、2つ目から安くなりますがテーブルを超えるものは、次回の造形となりコストアップになります。
可能であれば、それより小さい部品にするか、さらに複数個作製すると、トータル的にコストを下げられます。
(2)クリアランスが0.3mm以上ある組立て部品は、
組立てた状態で造形する。
(3)高さの大きいものは分割して造形する。
(4)中が空でもアンダーカット部分があると、
サポートと材が必要となります。
不要であればアンダーカット部を削除してください。